バブール通信
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小児がんとは、一般的に15歳以下の子どもに起こるがんで、成人のがんとは異なる特徴をもっています。大人の場合ですと、胃がんや肺がん、子宮がんなどと言った部類での発病が多いのですが、子どもの場合は、白血病やリンパ腫といった血液性のものや、身体の少し深いところの細胞や筋肉から発症するものが多く、たくさんの種類があります。
小児がんの治療は日々進歩し、現在では4人に3人の子どもたちが治る時代になりました。しかし、日本においても未だ5歳~14歳の病死の第1位が小児がんであるのも事実です。治療を終えても、復学や進学、就職や結婚、治癒後の合併症、心身の悩みなど、様々な課題や問題があることもわかってきました。そのため、医療面、社会面において、周囲のサポートが必要になってきます。治ってからもQOL(生活の質)の確保が大切になります。また、全世界で毎年発症する約25万人の子どもたちのうち、先進国で適切な治療を受けられる子どもたちは約2割といわれています。残念ながら約8割(約20万人の子どもたち)は、適切な治療にアクセスできずにおり、途上国では、診断・治療の遅れ、治療環境の不備、社会経済的な理由等から、多くの子どもたちが尊い命を落としています。

<参考資料>
「独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター」
がん情報サービス:小児がんについて http://ganjoho.jp/public/support/child/index.html

がんになった子どもへの対応 
小児がんの検査と診断
小児がんの治療
小児がんの治療にあたって心掛けておきたいこと
小児がんの社会的支援
小児がんの退院後の生活


「独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター」が発行する
小児がんの療養情報(PDF)はこちらから入手できます。
 
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ゴールドリボンは、小児がんの理解と支援にたいする世界共通のシンボルマークです。

世界中で多くの市民団体、企業などがゴールドリボンを掲げ、小児がんへの理解、社会的・経済的支援、治療支援などの目的で活動に取り組んでいます。

2006年2月、小児がん経験者の仲間たち“小児がんネットワークMN(みんななかま)プロジェクト”と一緒に日本ではじめて、ゴールドリボンをかかげたキャンペーンを開催しました。


ゴールドリボンを通じて、
小児がんとたたかう子どもたち、
小児がん経験者の存在を知ってください。
そして、
小児がんの理解や支援の輪を広げていく
お手伝いをお願いいたします。


 
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アウトリーチ(outreach)とは、外へ手を伸ばすといった意味を持っています。支援やサービスを必要としている人々、潜在的なニーズとつながり、対応していく手法として、社会福祉を含めさまざまな分野で使われ、実践されています。

ACCLは、設立当初より小児がんのキュアとケアを目指し、日本からアジアの途上国へ小児がんアウトリーチのプログラムを展開しています。小児がん患児・ご家族、医療従事者の方々の声に耳を傾け、ニーズに沿い、双方向のコミュニケーションを大切に活動に取り組んでいます。

詳しくは、「ACCLとは」「ACCLのこれまで 活動のご報告」「ゴールドリボン アジア紀行」をご覧ください。
 
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ご存知ですか?

(暦をクリックしていただくと、詳しい内容がご覧いただけます)

世界がんの日
World Cancer Day (WCD)

国際小児がんの日
International Childhood Cancer Day (ICCD)

小児血液腫瘍看護師の日
Pediatric Hematology/Oncology Nurses’ Day

インターナショナル・ドット・デー
International Dot Day


 
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ACCLの活動を応援してくれている“バブール”のご紹介です

彼の名前は”フラッフィーバブール”。真っ青な水色のボディに愛らしいつぶらな瞳がチャームポイントです。バブールは、頭にのせたシャンプーハットの泡(しあわせの“あわ”)で、なんでも作れる不思議な力を持っています。生みの親は、絵本作家・イラストレーターのムライタケシさん。ACCLの活動にご賛同いただき、小児がんの理解と支援の願いを込めたシンボルマークのゴールドリボンとともに、ACCLの活動を応援してくれています。バブールは、海外での活動にも同行してくれ、小児がんの子どもたちに優しく寄り添い、笑顔の輪を広げるお手伝いをしてくれています。

バブール、ムライさん、どうもありがとうございます!

フラッフィー・バブールのHPは http://www.fluffybubool.comです。



  バブールの絵本です。


  『 バブールのきぶんはふわふわ 』
  ムライ タケシ/文・絵  
  Thomas Nuller/英訳
  8出版グリーンルーム/出版社名


 

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是非お手にとって読んでいただきたい本をご紹介します
★詳細は本の画像をクリックしてください
 ★小児がん関連の本    
         
  ★小児がんを経験した方々の本   
         
 ★ ピーター・レイノルズさんの作品    
         
 ★心あたたまる詩画集   ★バブールの本です
         
  ★小児がんゴールドリボンキャンペーンでご紹介した本
         
 
 
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 心あたたまるポスターやメッセージです


☆ ノース・スター ミニポスター

ACCLを応援してくださっている絵本作家ピーター・レイノルズさんが、ウェブサイトで素敵なポスター
“ノース・スター ミニポスター”を提供されています。
各々のポスターに、日々の生活を楽しくする素敵なメッセージが込められています。
ACCLの活動に取り組む中でも、これらのメッセージにいつも励まさせています。

こちらhttp://www.fablevision.com/northstar/miniposters/index.html 
のサイトから、カラーで印刷できるようになっています。

 
 Poster #1  Poster #2  Poster #3  Poster #4  Poster #5


 Poster #6  Poster #7  Poster #8  Poster #9  Poster #10


 Poster #11  Poster #12  Poster #13  Poster #14  Poster #15

Poster #1: ありがとうをつたえよう
Poster #2: 心に情熱を!人生を喜びとともに!
Poster #3: ワンレベル上を目指そう!
Poster #4: 根気よく待とう・・・人生のチャンスは誰にでも訪れる
Poster #6: 優しさでみんなを驚かせよう!
Poster #6: 自分の創造力を育てよう すばらしい人生へ導いてくれるから
Poster #7: よく耳を傾けよう
Poster #8: 大きな船では、みんなの意見が必要で大切
Poster #9: 仲のいいクルーの渡航はスムーズに進む ケンカの種はサメにあげよう!
Poster #10: 人生は皆 自分なりの旅に出る 尊び そして祝おう 道のりは人それぞれ
Poster #11: 仲間とも友情を築こう 信頼し大切にしよう!
Poster #12: 人生の舵をにぎるのは自分自身
Poster #13: 助け合って前に進もう!
Poster #14: 甲板はいつもきれいに 命とりにならないように 整理整頓して安全な船旅を
Poster #15: アイディアを広げよう!自由な発想で前進を!

“MORE”ピーター・レイノルズさんのポスター
   忘れないで

この世の中には,悪よりも善が
満ち溢れていることを

闇よりも光が輝くことを

そして“あなた”がもっとたくさんの光を作り出すことができることを
   ぼくたちは“5C”学級!

ぼくたちは…
“Creative” 創造力豊かで,
“Creative Thinkers“ 幅広い思考力を持ち,
“Communicators” 伝達者であり,
“Collaborators” 協力者。
そして一番大切なのは
“Compassionate” 思いやりを持っていること。






  スラムの人々とともに暮らし,貧しい人や孤児,難病患者の救済活動,宗教や民族の壁をこえて愛の奉仕を実践したマザーの姿は全世界であつい感動を呼びました.そしてマザー・テレサは多くの言葉,メッセージを残されました。その中でも,ここに紹介させていただきました言葉は,ACCLを設立する当初から,常に心に刻んでいる言葉です。活動を展開していく中でも,いろいろな課題や新たな壁にぶつかるときもあります。そのようなとき,小さなことでも自分たちができることを続けていくことの大切さを,マザー・テレサの言葉とともに振り返ります。

「私の行いは大河の一滴にすぎない,でも何もしなければ その一滴も生まれないのです」
「大切なのはどれだけ沢山のことをしたかではなく,どれだけ心をこめたかです。」

今後もこれらの言葉をしっかり胸に刻み,精進してまいります。
 
  マザー・テレサ(本名:アグネス・ゴンジャ・ボヤジュ)は,1910年にマケドニア(旧ユーゴスラビア)で生まれました。18歳のときロレット修道会のシスターとしてインドにわたり,布教活動のかたわらコルカタ(カルカッタ)の修道会付属高校で教師として働いていました。36歳のときに,「貧しい人々とともにいるキリストに尽くしなさい」という神の啓示を受け,コルカタのスラムで働く決意をしました。貧困にあえぐ人々を助ける活動に従事し,40歳で修道会「神の愛の宣教者会」(ミッショナリーズ・オブ・チャリティー)を創立しました。2年後に「死を待つ人の家」(ヒンズー語では「ニルマル・ヒルダイ」(清い心の家)という名称)というホスピス施設を開設しました。長期間にわたる献身的な働きにより,苦しめる人々に安息をもたらした活動は高く評価され,1975年のシュバイツァー賞,1979年のノーベル平和賞など,多くの賞が贈られました.1997年9月5日,87歳で永眠されました。
 
 【参考文献】
*「マザー・テレサ 愛と祈りのことば」 ホセ・ルイス・ゴンザレス・バラード 編,渡辺 和子訳 PHP文庫
*「マザー・テレサ 最後の愛のことば」 ホセ・ルイス・ゴンザレス・バラード編,鳥居千代香訳 明石書店
*「マザー・テレサ―なくても与える人―」 ホアン・カトレット著,高橋敦子訳  新世社



 
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