2006(平成18)年度
<第2期>
事 業 報 告 書
収 支 決 算 書
自 2006年4月 1 日
至 2007年3月31日
特定非営利活動(NPO)法人 アジア・チャイルドケア・リーグ |
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特定非営利活動(NPO)法人 アジア・チャイルドケア・リーグ(ACCL)
2006年度事業報告書 |
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| 1. ACCLの事業実施の概要 |
NPO法人として2年目となる当期は、初年度に構築した活動基盤ならびに関係者・団体との協力関係を深めることができました。それにより、 日本国内での小児がん経験者(子どもの頃に小児がんの経験をしたひと)たちへの支援、ならびにアジア(ベトナム)での小児がん患児・ご家族、医療関係者への支援を進めていくことができました。
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| 2. 事業の実施に関する事項 |
(1) 医療福祉支援事業
アジア(ベトナム)における小児がん患児・ご家族ならびに医療従事者への支援を実施しました。
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① ベトナム・フエ中央病院小児科医訪日
| 訪日目的: |
日本の医療機関(特に小児科ならびに小児腫瘍関連科)を訪問し、 日越の小児科医療についての学術交流をはかることにより、両国の小児科学の発 展向上ならびにベトナムの医療水準の向上に寄与すること。特に治癒率が低い小 児がんの診断治療に関する専門的知識の取得を通して、適切な治療の提供,医療 機関の役割について認識を深めること。 |
| 訪日者: |
ベトナム・フエ中央病院小児科医長 Dr. Tran Thi Minh Huong (フォン先生) |
| 滞在期間: |
2005年5月10日(水)~20日(土) |
| 協力機関: |
ベトナムの「子どもの家」を支える会・ベトナム事務所 |
| 研修・施設見学の受け入れ協力医療機関: |
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(東京)国立がんセンター中央病院、国立成育医療センター、聖路加国際病院・ 小児総合医療センター
(千葉)千葉県がんセンター、千葉こども病院、
(静岡)静岡県立こども病院 |
| 交流: |
小児がん経験者(東京)ならびにボランティア団体(静岡)との交流をしました。 |
② 活動ネットワーク作り(ベトナム・フエ)ならびにプロジェクトの事前調査
| 視察目的: |
アジアにおける医療福祉支援事業を実施するにあたり、事業の事前調 査として、ベトナム中部・フエの医師、関係者、小児がん患児・家族との面談を 通して実態把握に努め、現地のニーズにあった支援展開に資すること |
| 視 察 員: |
国立がんセンター中央病院小児科牧本敦先生、ACCL渡辺和代代表 |
| 滞在期間: |
2006年9月13日(水)~19日(火) |
| 視察内容: |
1) フエ中央病院小児科訪問 |
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① 小児科医長,担当医より実態の聞き取り
② 白血病棟・診療科視察,患児・家族からの聞き取り |
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2) 地域の白血病患児・家族の自宅訪問 |
| 内容: |
昨年に引き続き、現状やニーズなどのヒアリングを実施し、フエ中央病院小児科との協働による小児がんプロジェクト(フエ中央病院小児科での小児がん(急性リンパ性白血病:ALL)の3年無病生存率を向こう3年間で30%増(約50%)とする)を提案し、実施していく方向で準備を進めました。 |
③ ベトナム中部小児科学会参加
| 日程: |
2006年9月14日(木)・15日(金) |
| 場所: |
ベトナム・フエ市内モーリンホテルにて |
| 参加者: |
ベトナム中部17省から270人の医師、看護師、医療行政責任者などが 参加。ハノイからは厚生次官、ハノイ医科大学関係者などが参加。国際機関から はWHO(世界保健機構)、UNICEF(ユニセフ・国連児童基金),海外からはシン ガポール、ラオス、そして日本からは国立がんセンター中央病院の牧本敦先生とA CCLの渡辺和代代表が参加。 |
| [14日午前セッションでのプレゼンテーション] |
| 牧本先生: |
「小児がん治療を改善するための戦略と解決策」 |
| 渡辺代表: |
「小児がん患児のトータルケアと支援体制」 |
| ④ フエ中央病院入院中の小児がん患児への支援(ベトナム・テト正月のお祝い) |
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ベトナムでは2007年2月17日に旧正月(テト)を迎えました。お正月のお祝い として、ベトナムの「子どもの家」を支える会・ベトナム事務所にご協力いただ き、ベトナム中部のフエ中央病院で治療を受けている小児がんの子どもたちにお 菓子を届けました。 |
| ⑤ 医療相談:ホーチミンの骨肉腫の男の子のケース・セカンドオピニオン他 |
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ICCCPO(小児がん親の会国際連盟)からの紹介で、骨肉腫を発症しているベトナム・ホーチミンに住む5歳の男の子ならびにご家族からの医療相談を受け、日本の医師によるセカンドオピニオンならびに治療費のためのファンドレイジングに協力しました。 |
(2) 啓発活動・情報提供事業
小児がんに対する正しい知識や支援の必要性、そして国内ならびに海外の現状や課題の情報発信に努めました。また、会員ならびに支援者に対する報告ならびに活動の案内の周知をしました。
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① ウェブサイト(http://www.accl.jp)の充実
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法人としての必要な情報公開の場として、ホームページの内容の充実に取り組みました。英語版のサイトも立ち上げました。 |
② ニュースレター『Harmony(ハーモニー)』の定期発行
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会員ならびに支援者の皆さま向けのニュースレターを発行しました。ニュースレターは、4ヶ月毎、年3回発行しました。(第1号- 2006年4月、第2号- 2006年8月、第3号- 2006年12月) |
(3) コーディネート・コンサルテーション事業
① 小児がんネットワークMNプロジェクトへのアドバイス
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小児がん経験者のグループである小児がんネットワークMN(みんな なかま)プロジェクトのアドバイザーとして、活動の企画運営ならびに組織運営についての助言ならびにノウハウの指導を提供しました。また、定期的に開催される会合にも参加し、情報交換や密なコミュニケーションを通して、協働関係を築いていきました。本法人の事務所内に、小児がんネットワークMNプロジェクトの事務所を位置づけています。 |
② 小児がんをはじめ、難病に関する情報提供ならびに海外支援やボランティア、NPO設立についての問合せ、相談等に対応しました。
(4) 交流・イベント事業
交流やイベント等の開催・参加を通し、周囲の理解や協力を広め、同じ立場の仲間同士ならびに地域社会との関係づくりを行いました。また、小児がん関連の会合等に、展示参加や広報の機会をいただき、広く関係者などに本法人ならびに活動の認知を高めるように取り組みました。
① イベントの実施・参加
● 小児がんゴールドリボンキャンペーン・JAPAN・2007
足音、とどきますように・・・共催 |
| 名 称: |
小児がんゴールドリボンキャンペーン・JAPAN・2007
足音、とどきますように・・・ |
| 開催日程: |
2007年2月11日(日)午後1時~4時 |
| 会 場: |
六本木アカデミーヒルズ 49スカイスタジオ(東京都港区六本木) |
| 主 催: |
小児がんネットワークMNプロジェクト ゴールドリボンキャンペーン実行委員会 |
| 共 催: |
NPO法人アジア・チャイルドケア・リーグ |
成人に達した小児がん経験者(子どもの頃にがんを経験した人たち)と一緒に、小児がんのシンボルであるゴールドリボンを掲げた啓発キャンペーンを共催しました。小児がん経験者たちと周囲で支える様々な立場の方々との意見交流を行い、それぞれの立場から見る課題点や思いを会場の皆さんと共有しました。また、“仲間”、“出会い”、“あるがままに・・・”といったメッセージが込められた詩や歌を通して、生きること、生かされていることを伝える取り組みとなりました。
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● シンポジストとして参加
| 名 称: |
小児がん講演会・映画上映会
「小児がんの克服を目指して ~わたしたちがなすべきこと~」 |
| 開催日程: |
2007年2月24日(土) 13:30~15:30 |
| 会 場: |
MARUNOUCHI CAFE(東京都千代田区丸の内) |
| 主 催: |
厚生労働科学研究(小児疾患臨床研究事業)牧本班 |
| 共 催: |
社団法人日本医師会治療促進センター |
| 後 援: |
NPO法人アジア・チャイルドケア・リーグ
小児がんネットワークMNプロジェクト
小児がん治療開発サポート(SUCCESS) |
| 協 力: |
三菱地所株式会社 |
※小児がんドキュメンタリー映画上映会・・・15:30~17:00
「Before Flying Back TO THE EARTH ~お家に帰ろう~」の上映会が、在日 リトアニア共和国大使館,日本リトアニア友好協会により同時開催されました。 |
② 展示・広報参加(ブース出展/パンフレット配布)
● ブース出展
| 名 称: |
第22回日本小児がん学会・第48回日本小児血液学会・第4回日本小児がん看護研究会
「叡智の結集:トータルケアと子どもの権利」 |
| 開催日程: |
2006年11月24日(金),25 日(土),26日(日) |
| 会 場: |
グランキューブ大阪(大阪国際会議場) |
| 主 催: |
第22回日本小児がん学会・第48回日本小児血液学会
・第4回日本小児がん看護研究会 |
③ 海外とのネットワークづくり
● 国際小児がん親の会(ICCCPO)
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E-mailなどによる事務局・会員との連絡、情報交換を進めていきました。 |
● 国際小児がん親の会アジア大会
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<ICCCPO Asia Parents Meeting>への参加ならびに発表 |
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2006年4月6日(木)・7日(金)中国・上海にて)
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参加者数: |
76名 |
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参加地域・国: |
上海,広東省,香港,日本,フィリピン,インド,インドネシア,バングラディッシュ,アルメニア,ロシア,ニュージーランド,英国 |
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内容 : |
参加団体による活動内容の発表やそれぞれが抱える問題、ニーズ、解決策について積極的な話し合いが持たれました。そして、世界、特にアジアにおける最適な治療・ケアへのアクセス向上のための情報ならびに経験の共有、ICCCPOアジアメンバー間のつながりの強化など、積極的な意見交換の場となりました。 |
④ 地域とのネットワークづくり
● 東京都中央区・利用登録団体交流会に参加
| 日時: |
2006年7月21日(金)午後6時30分~8時30分 |
| 場所: |
中央区NPO・ボランティア団体交流サロン会議室にて |
| 内容: |
同じ中央区を拠点として活動を展開する団体からの団体紹介、活動状況の報告など、意見交換,交流の場となり、地域での横のつながりを築いていく機会となりました。 |
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| 3. 運営に関する事項 |
(1) 発足からこれまで
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2004年12月3日 |
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任意団体 アジア・チャイルドケア・リーグ発足 |
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2005年2月16日 |
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設立総会 |
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2005年2月22日 |
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特定非営利活動法人設立認証申請書提出(神奈川県) |
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2005年6月3日 |
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NPO法人 アジア・チャイルドケア・リーグ認証
(神奈川県) |
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2005年7月21日 |
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第1回臨時総会 |
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2005年8月4日 |
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定款変更認証申請書提出(東京都) |
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2005年9月1日 |
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東京事務所開設・移転 |
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2005年11月16日 |
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NPO法人 アジア・チャイルドケア・リーグ認証
(東京都) |
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2006年3月31日 |
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設立当初の事業年度末・決算日 |
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2006年6月4日 |
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2006年度通常総会 |
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2007年3月31日 |
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設立当初(第2期)の事業年度末・決算日 |
(2) 総会
● 2006年度通常総会
開催日時:2006年6月4日 午後1時
場 所:日本アジア証券株式会社・本社9F会議室
議 題:2005年度事業報告・決算報告
2006年事業計画案・予算案・役員選出について
※併せて、小児がんネットワークMN(みんな なかま)プロジェクトとの合同報告会
(3) 理事会
● 第1回理事会
開催日時:2006年5月18日 午前11時00分
場 所:本法人事務所(東京都中央区)
議 題:2005年度決算報告ならびに会計監査
● 第2回理事会
開催日時:2006年11月7日 午前11時00分
場 所:本法人事務所(東京都中央区)
議 題:既存事業の経過ならびにベトナム視察報告
2006年上半期事業、収支経過の承認ならびに
2006年度下半期事業の確認
● 第3回理事会
開催日時:2007年3月28日 午前11時00分
場 所:本法人事務所(東京都中央区)
議 題:2006年度事業報告ならびに決算見込みの報告・意見交換
2007年度事業計画案と予算案についての意見交換
(4) 役員
現役員の任期は、2006年7月1日から2008年6月30日までとなっています。
(5) 資金源
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当法人による特定非営利活動に係る事業の運営費ならびに事業費は、会 員の方々の会費、そして賛同者の皆さまのご寄付によって賄いました。 |
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・2006年度会費総額:¥294,000 |
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当法人は、パートナー会員(活動に直接参画していただき、総会での議 決権がある会員)ならびにサポーター会員(賛助会員として会の活動を 支えていただく会員)によって構成されています。 |
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・2006年寄付総額:¥7,172,500 |
特定非営利活動(NPO)法人 アジア・チャイルドケア・リーグ(ACCL)
2006年度事業報告書
別紙参照:
収支決算書
財産目録
貸借対照表
監査報告書
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