2005(平成17)年度 
<第1期>


事 業 報 告 書
収 支 決 算 書



自 2005年6月 3 日
至 2006年3月31日



特定非営利活動(NPO)法人 アジア・チャイルドケア・リーグ


特定非営利活動(NPO)法人 アジア・チャイルドケア・リーグ(ACCL)
2005年度事業報告書
 1. ACCLの事業実施の概要

NPO法人として初年度とあたる当期は、組織の立ち上げ、活動基盤の構築に努めるとともに、国内ならびにアジアでの小児がん患児、経験者ならびに医療従事者への具体的な事業展開の第一歩を踏み出しました。関係各者、支援者の皆さまとのコミュニケーションを大切に、ニーズに沿った事業への取り組みを以下のとおり行いました。

 2. 事業の実施に関する事項

(1) 医療福祉支援事業

アジア(本年度はベトナム)における小児がん患児・ご家族ならびに医療従事者への支援を実施しました。

@ 活動ネットワーク作り(ベトナム・フエ)
視察目的: アジアにおける医療福祉支援事業を実施するにあたり、事業の事前調  査として、ベトナム中部・フエの医師、関係者、小児がん患児・家族  との面談を通して実態把握に努め、現地のニーズにあった支援展開に  資すること
視 察 員: ACCL代表 渡辺 和代
滞在期間: 2005年9月12日(月)〜17日(土)
視察内容:  1)フエ中央病院小児科訪問
    @ 小児科医長,担当医より実態の聞き取り
    A 白血病棟視察,患児・家族からの聞き取り
2) 地域の白血病患児・家族の自宅訪問

A フエ中央病院入院中の小児がん患児への支援(ベトナム・テト正月のお祝い)
ベトナムでは2006年1月29日に旧正月(テト)を迎えました。お正月のお祝い として、ベトナムの「子どもの家」を支える会・ベトナム事務所にご協力いただ き、ベトナム中部のフエ中央病院で治療を受けている小児がんの子どもたちにお 菓子を届けました。

(2) 啓発活動・情報提供事業

小児がんに対する偏見や差別をぬぐいさり、必要な支援が提供されるよう、国内のみならずアジアにおける小児がんの実態や当事者の声を通して啓発を進めています。また、本法人の活動推進のための情報収集に努力し、必要な情報の発信ならびに共有、さらに情報ネットワーク・インフラストラクチャーの構築を進めました。

@ ウェブサイト(http://www.accl.jp)

法人としての必要な情報公開の場として、ホームページの開設に取り組み、本法 人の活動報告やご案内、協力をよびかけるツールとして活用しました。


A ニュースレター『Harmony(ハーモニー)』

会員ならびに支援者の皆さま向けのニュースレターの創刊に努めました。(但し、 創刊号の発行は2006年4月末となりました。)


(3) コーディネート・コンサルテーション事業

@ 小児がんネットワークMN(みんな なかま)プロジェクトへのアドバイス

小児がん経験者の会、小児がんネットワークMN(みんな なかま)プロジェクトのアドバイザー として、企画運営ならびにマネジメントについての助言ならびにノウハウの指導 を提供しました。また、定期的に開催される会合にも参加し、密なコミュニケー ションをはかることにより、国内での小児がんに関わる支援事業、ならびに今後 小児がんの枠を超えて、病気の子ども、さらにアジアの病気の子どもの支援へと 協働して活動を展開していきます。本法人の事務所内に小児がんネットワーク MN(みんな なかま)プロジェクトの事務所を位置づけています。


A 日本小児白血病リンパ腫研究グループへの広報募金支援

日本小児白血病リンパ腫研究グループ(JPLSG:Japanese Pediatric Leukemia/Lymphoma Study Group)は小児白血病および悪性リンパ腫の臨床研究を行いその治療成績の向 上を図り、患者のみなさまの健康と福祉および生活の質の向上に貢献することを 目的として結成された全国グループ間共同研究組織です。小児白血病及び悪性リ ンパ腫の治療の向上に取り組んでいる研究組織を、広報募金の面でサポートし、 特に関係者、一般の皆さまに対する臨床研究の理解・協力をホームページの内容 充実を通して取り組んでいます。


(4) 交流・イベント事業

交流やイベント等の開催・参加を通し、周囲の理解や協力を広め、同じ立場の仲間同士ならびに地域社会との関係づくりを行いました。また、小児がん関連の会合等に、展示参加や広報の機会をいただき、広く関係者などに本法人ならびに活動の認知を高めるように取り組みました。

@ イベントの実施・参加
 ● 小児がんゴールドリボンキャンペーン・JAPAN・2006 足音、きこえますか?共催
名  称: 小児がんゴールドリボンキャンペーン・JAPAN・2006 足音、きこえますか?
開催日程: 2006年2月11日(土)午後1時〜
会  場: 六本木アカデミーヒルズ 49スカイスタジオ(東京都港区六本木)
主  催: 小児がんネットワークMN(みんな なかま)プロジェクト
ゴールドリボンキャンペーン実行委員会
成人に達した小児がん経験者(子どもの頃にがんを経験した人たち)と一緒に、 小児がんのシンボルであるゴールドリボンを掲げた日本で初の小児がんゴールド リボンキャンペーンを共催しました。小児がんの啓発の機会として、一人でも多 くの方に、子どもにもがんがあること、現在では治る病気になっていること、晩 期障害の問題・課題などの事実を広めるように取り組みました。
※詳しくは別紙報告書を参照

 ● シンポジストとして参加
名  称: 東京都中央区第2回シンポジウム「NPOと一緒につくる 地域・社会」
開催日程: 2006年3月29日(水)午後6時30分〜午後8時30分
会  場: NPO・ボランティア団体交流サロン(東京都中央区日本橋小伝馬町)
主  催: 中央区NPO・ボランティア団体交流サロン管理運営委員会

A 展示・広報参加(ブース出展/パンフレット配布)
 ● ブース出展
名  称: 第21回日本小児がん学会・第47回日本小児血液学会
 「叡智の結集;トータルケアの心と実践」
開催日程: 2005年11月25日(金),26日(土),27日(日)
会  場: 栃木県総合文化センター(栃木県宇都宮市)
主  催: 第21回日本小児がん学会・第47回日本小児血液学会

 ● パンフレット配布
名  称: 厚生労働省研究推進事業費・がん臨床研究事業による
 公開シンポジウム「小児がんの克服に向けて」
開催日程: 2006年1月14日(土)午後2時〜午後5時
会  場: 砂防会館別館B(東京都千代田区平河町)
主  催: 国立成育医療センター

B 海外とのネットワークづくり
 ● 国際小児がん親の会(ICCCPO)に賛助会員として申請(7月)、承認(9月)

E-mailなどによる会員との連絡、情報交換、ならびにICCCPO主催による会合へ の参加、発表の機会の準備を進めました。(発表予定:国際小児がん親の会アジア 大会<ICCCPO Asia Parents Meeting>2006年4月6日(木)・7日(金)中国・ 上海にて)

 3. 運営に関する事項

(1) 発足から年度末まで
2004年12月3日 任意団体 アジア・チャイルドケア・リーグ発足
2005年2月16日 設立総会
2005年2月22日 特定非営利活動法人設立認証申請書提出(神奈川県)
2005年6月3日 NPO法人 アジア・チャイルドケア・リーグ認証
(神奈川県)
2005年7月21日 第1回臨時総会
2005年8月4日 定款変更認証申請書提出(東京都)
2005年9月1日 東京事務所開設・移転
2005年11月16日 NPO法人 アジア・チャイルドケア・リーグ認証
(東京都)
2006年3月31日 設立当初の事業年度末・決算日

(2) 総会
  ● 第1回臨時総会
   開催日時:2005年7月21日 午後2時
   場  所:本法人事務所(神奈川県鎌倉市)※移転前の事務所
   議  題:定款変更(主たる事務所所在地変更)について

(3) 理事会
  ● 第1回理事会
   開催日時:2005年7月14日 午前11時00分
   場  所:本法人事務所(神奈川県鎌倉市)※移転前の事務所
   議  題:定款変更ならびに事務所移転の件

  ● 第2回理事会
   開催日時:2005年11月8日 午前11時00分
   場  所:本法人事務所(東京都中央区)
   議  題:共催キャンペーン企画の経過ならびにベトナム視察報告
         2005年上半期事業、収支経過の承認ならびに
         2005年度下半期事業の確認

  ● 第3回理事会
   開催日時:2006年3月13日 午前11時00分
   場  所:本法人事務所(東京都中央区)
   議  題:2005年度事業報告ならびに決算見込みの報告・意見交換
         2006年度事業計画案と予算案についての意見交換
         2006年度役員候補について

(4) 役員
 第1期の役員任期は、設立日から2006年6月30日までとなります。


(5) 資金源

当期は法人設立初年度にあたり、法人立ち上げに係る運営費ならびに事業費を会 員の方々の会費、そして賛同者の皆さまのご寄付によって賄いました。
・2005年度会費総額:¥399,000
当法人は、パートナー会員(活動に直接参画していただき、総会での議 決権がある会員)ならびにサポーター会員(賛助会員として会の活動を 支えていただく会員)によって構成されています。
・2005年寄付総額:¥1,364,100




特定非営利活動(NPO)法人 アジア・チャイルドケア・リーグ(ACCL)
2005年度事業報告書


別紙参照:
収支決算書
財産目録
貸借対照表
監査報告書


Copyright (c)2005-2009 ACCL All Rights Reserved
イラスト提供:North Star artwork on this web site copyright by Peter Reynolds / FableVision
制作協力:Sayuri Tanimoto 運営・管理:Asian Children’s Care League